■ベアーズコーポレーションの良いところってなんでしょう?
私が在籍していた頃と今とでは多少違うかも知れませんが、とにかく「手を挙げればやらせてくれる」という社風です。
入社以前に経験がなかった店長という立場にも、入社一年未満で就くことができましたし、独立も入社後三年でできました。
そういう社内の空気は、とにかく「やる気」が出ます。自分のモチベーションが上がればパフォーマンスも上がりますし、良い結果につながりやすいように思います。
■そこはやはり中嶋社長の意識が貫かれている部分なのでしょうか?
そう思います。
入社時の面接でも、それ以後の経営ビジョンに独立制度が深く関わっているということを聞かせてもらいました。
社長の話を少しさせてもらうと、とても実直で、非常に頑固なところがあります(笑)。
近年、居酒屋離れ、アルコール離れの傾向が、若い世代で少し見受けられます。そういう時に、時代に合わせてノンアルコールの飲料を用意したりカクテルなどを置いたりといった業態を展開することも考えられますが、「100店舗までは今の業態を崩さない」という強い意志があり、そういうことには脇目を振りません。
そういう社長の意識が、ベアーズコーポレーションの良さであり、店の質を高く保つ要因だと思います。
■これから独立をめざす人にメッセージをお願いします。
ベアーズコーポレーションの独立制度は、自分の店を持つのに、とてもハードルが低いものだと思います。上手に取り入れて、自分の中のモチベーションを上げてください。
会社に勤めているのと会社を経営するのは全然違います。夢を持ってやる気がある人は、どんどん活用してほしいです。
インタビュー後記
非常に謙虚な語り口の志賀さんでしたが、