
ベアーズコーポレーション独立三人目は、「ふくの鳥両国店」の小田英史さん。
入社4年を経て、2011年9月に独立されました。
独立して2ヶ月が経った小田さんに現在の心境と独立制度についてお話を伺いました。
■独立されて一番変わったことは何ですか?
すべてのことが自分に降りかかってくる、という「感覚」ですね。
社員として働いている時も、もちろん様々なことに責任感を持って取り組んでいましたが、こうして独立して自分の店を持ってから振り返ると、無意識に会社を逃げ道にしていた部分があったように思います。
それは例えば、何か悪いことが起こった時に、会社のせいにしてしまえるということです。自分の店のことは、誰のせいにもできません。すべて自分に降りかかってきます。
それはとても大変ですが、しかしやり甲斐があり、独立して最も良かったことのひとつだと思っています。
■「これは思ってもみなかった」ということはありましたか?
「思ってもみなかった」というほどではありませんが、人を雇うことの難しさは日々感じています。簡単な言葉で言えば、厳しくするところと弛めるところのバランスということでしょうか。
いずれにしても、一緒に働いている仲間にはいつでも気を配っています。少しでも「あ、大丈夫だな」と気を抜いてしまうと、店全体に悪い影響が出ます。
ただ、そうしたことを含めて、独立した後は、自分がちゃんとできているかどうかを毎日見直すことができます。
これは、良い意味で、思ってもみなかったことと言えるかもしれません。