飲食業という仕事

■はじめから独立するという目標を持って入社されたのですか？

はい、そうです。
学生時代の居酒屋のアルバイトで外食業の面白さに触れて以来、いつか自分でやってみたいと思っていました。

■飲食業の魅力って何でしょう？

何よりも、お客様に直に接することができるという点です。
お料理やお酒を自分の手でお客様に提供して、その反応がダイレクトに返ってきます。それがとてもやりがいになります。

そしてもうひとつ、店長として楽しいのは、お店という小さなコミュニティの中で製造販売業をしているような感覚になれるところです。組織が大きくなると、営業、企画、販売など、セクションが分かれていきますが、自分の店くらいの規模ですと、それらをすべて自分でやることができます。さらに、店のスタッフ全員で業績を上げていくという、チーム力を育てていくようなところにもやりがいを持てますよね。

さらにもうひとつ（笑）、色々な業種が時代の流れや合理化で淘汰されたり形が変わっていったりする中で、「今夜、呑みに行こうか」という人々の気持ちは変わらないと思うんです。自分の人生をかける仕事として、そういうものが根底にあるというのはとても強いことです。

話し出すときりがないですが（笑）、とても充実感のある魅力的な仕事です。